毎回ご好評をいただいているCE.Tの事例解説セミナー、今回はサーキュラーエコノミーの最新企業動向として、「想いを伝えるアップサイクル」についてお届けいたします。単なる古い製品のアップサイクルではなく、そこに「思い出」や「想い」が加わる場合、どのように展開していけば良いのでしょうか。今年7月、65年の歴史に幕を下ろした銀座の映画館「丸の内TOEI」を事例に、ご担当者に登壇いただきお話をお聞きします。
サーキュラーエコノミー最新動向
閉館を“終わり”でなく“循環のはじまり”に変える取組。それが、東映の社内有志による部署横断プロジェクト「さよなら 丸の内TOEI」です。
クラウドファンディングでは、スクリーンや緞帳、座席など劇場備品をアップサイクルし、ファンの思い出を未来につなぐメモリアル企画が展開されました。返礼品のデザイン・製作の一部を担ったのは、サイクラーズ株式会社のリメイクブランド「enloop®」。映画文化×資源循環という新しい挑戦は、どのように設計・実装されたのでしょうか。
今回のセミナーでは、東映「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトのサブリーダーである中田裕子氏、返礼品のデザイン・製作を担当したサイクラーズ株式会社の島田ちひろ氏をお招きし、プロジェクト概要からクラウドファンディングの成果、実際のリターン(プロダクト)づくりの舞台裏まで、サーキュラーエコノミーの視点で深掘りします。
閉館を“終わり”でなく“循環のはじまり”に
サーキュラーエコノミーの実践に関心のある方、企業の最新動向を知りたい方におすすめのセミナーです。ぜひご参加ください!
■こんな方におすすめ
・持続可能な社会の実現に向けて、新しい発想や実践事例に触れたい方
・文化やコミュニティを次世代へつなぐ仕組みに関心のある方
・資源循環やアップサイクルを通じて社会課題を解決するアプローチを学びたい方
・人や組織を巻き込みながら共創プロジェクトを進めたい方
・サーキュラーエコノミーの潮流を知り、自身の活動や仕事に活かしたい方
セミナー概要
<開催概要>
■日時
2025年10月8日(水)13:00~14:00
※Zoomにて開催(要事前申込/参加無料)
■タイムテーブル
12:55~ 入室開始
13:00〜 オープニング・趣旨説明(Circular Economy.Tokyo 編集部)
13:05〜 講演① 東映「さよなら 丸の内TOEI」クラウドファンディング企画の全体像と成果(中田 裕子氏)
講演② enloop®が担った“思い出を形にする”アップサイクル(島田 ちひろ氏)
13:35〜 クロストーク・質疑応答
13:55〜 次回イベントのご案内
14:00 終了予定
■参加費
無料(Peatixでの事前登録が必要です)
■登壇者プロフィール(敬称略)
中田 裕子氏(東映株式会社 映画編成部 管理室 マネージャー)

2010年東映入社。取締役会運営、株式業務、広報、映画営業などを経て、2019年から映画作品の契約・収支管理担当。丸の内TOEI閉館に伴い発足した、社内有志による部署横断プロジェクト「さよなら 丸の内TOEI」ではサブリーダーを務め、クラウドファンディング企画を実施。
島田 ちひろ氏(サイクラーズ株式会社 enloop®デザイナー)

サイクラーズ株式会社 デザイナー 武蔵野美術大学 造形学部 工芸工業デザイン学科 インダストリアルデザインコース出身。2023年サイクラーズ新卒入社。enloop®のデザイナーとして、廃棄予定家具や回収素材のアップサイクル、リメイクに携わる。企業からのアップサイクル・リメイク相談に、専攻を活かしてデザイン主導でプロジェクトを推進。
熊坂仁美(Circular Economy.Tokyo編集長)
東日本大震災を機に福島市に介護Uターン、地域活性分野で11年活動。福島市DMOのオウンドメディア編集長を経て2023年、「サーキュラーエコノミードット東京」に参画。「地域とサーキュラーエコノミー」をテーマに先行地域であるオランダ、フィンランドを中心に調査・研究を行っている。東京都サステナブルMICEサポートデスク サステナビリティ専門アドバイザー。東北大学大学院 経済学研究科 博士課程
■主催
新井紙材株式会社/株式会社サーキュラーエコノミードット東京
https://circulareconomy.tokyo/
代表取締役:新井遼一
〒106-0045 東京都港区麻布十番 2-7-1 TEL:03-3408-6755
担当:江口(event@circulareconomy.tokyo)