サーキュラーエコノミードット東京とは
体験的に学ぶ
サーキュラーエコノミー
私たち『サーキュラーエコノミードット東京』は、いまビジネスパーソンに求められる新しい知識、新しい考え方の学びをさまざまな形で提供するラーニングプラットフォーム。知識を得て、考えて、行動して、シェアをしながら、共に高めていけるコミュニティを作りたいと考えています。
変革が急ピッチで進んでいく中、上記のような耳慣れない言葉が次々と出現しています。上記はほんの一例。海外起源の言葉を多く含むこれらの言葉の山に頭を抱える人も多いのではないでしょうか。
確かにわかりにくくはありますが、これらのキーワードはビジネス上ではもはや常識となっています。急激に変わりゆくこの時代をキャッチアップするには、言葉の意味だけではなく、それらが私たちの生活や仕事にどう関わってくるのかまでを理解し、実際に行動することが求められているのです。
そこで私たちは、2021年にスタートした循環思考メディア『環境と人』で培ったナレッジと、海外を含む業界ネットワークをベースに、まずは「サーキュラーエコノミーの学びの場を作る」ことから始めることにしました。
2024年1月に正式にスタートする『サーキュラーエコノミードット東京』は、いまビジネスパーソンに求められる新しい知識、新しい考え方の学びをさまざまな形で提供するラーニングプラットフォーム。知識を得て、考えて、行動して、シェアをしながら、共に高めていけるコミュニティを作りたいと考えています。
サーキュラーエコノミーを目で見て、触れる、体験できるギャラリー
サーキュラーエコノミードット東京のスタジオでは、デジタルサイネージで世界各国の廃棄物量の比較や、アップサイクルで製造されたサスティナブルな製品に触れて見ることができる、体験型のギャラリーです。廃棄物の処理方法について、紙やプラスチック、繊維などの廃棄物の処理工程の展示やスタジオのインテリアはもちろん、壁や床などの素材にもリサイクル資材が使用されています。
また、サーキュラーエコノミードット東京のセミナー会場にもなっており、廃材などから再生資源を取り出したり、新たな資源に戻すワークショップを行っています。
サーキュラーエコノミーとは何か?
なぜ重要なのか?
近年、気候変動が原因とみられる自然災害や異常気象が頻発し、自然環境の悪化や天然資源の高騰も深刻化し、持続可能な社会に向けての変革が世界規模で迫られています。日本を含む多くの国が2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)を目標に掲げています。
その目標に向けて、18世紀の産業革命以来続いてきた経済モデルの変革が求められています。大量生産、大量消費、大量廃棄によって成り立っていた直線型経済のモデルから、極力排出を出さず、今ある資源を有効活用する循環型経済(サーキュラーエコノミー)モデルに移行することで、この大きな世界課題を解決しようという動きです。
世界に先駆けてサーキュラーエコノミーを提唱したのは欧州連合(EU)で、加盟国を中心にヨーロッパでの取り組みが活発化しています。日本もリサイクル先進国として経済産業省と環境省がこの課題への取り組みを開始しています。
サーキュラーエコノミー教育研修事業と人材養成
サーキュラーエコノミー教育研修事業を通じ、戦略立案のできる人材を輩出し、産官学連携プロジェクトを行いながら、事業のオペレーションまで担えるコンサルタントを育成します。教育を受けた人材による事業創出で国内でサーキュラーエコノミー先進事例を多く作っていきます。
教育研修事業・募集型
サーキュラーエコノミーとは何か、どのようなビジネスモデルが持続可能な社会を構築できるのかを学習します。資源の効果的な利用と廃棄物の最小化を通じて、実践的にサーキュラーエコノミーを活用できる知識を学ぶことができます。
詳しく見る視察・研修ツアーの企画・実施
循環型経済で先行する欧州の中でも、特に先進的な国々でどのような取り組みが行われているのか、現場を視察します。循環型経済(サーキュラーエコノミー)への理解を実際に目で見て深め、ビジネスの持続可能性に向けた戦略を開発します。
詳しく見るコンサルティング
現場の声をしっかりと聞き、プロの目線から貴社でできる持続可能な資源サイクルをご提案・サポートします。リサイクルのプロによるサーキュラーエコノミーのコンサルティングは、環境への配慮とビジネスの成長を同時に実現します。
詳しく見るサステナビリティ広報支援
SDGsやサステナビリティの取り組みの取材をして記事を作成します。『サーキュラーエコノミードット東京』のメディアをはじめ様々なメディアの露出を最大化させ、貴社の持続可能なブランド構築を情報発信するサービスです。
詳しく見る事例
『サーキュラーエコノミードット東京』がご提供する、「教育研修事業・募集型」「視察・研修ツアーの企画・実施」「コンサルティング」「サステナビリティ広報支援」の各サービスをご利用いただいた、お客様事例をご紹介します。
詳しく見る私たちが⽬指すもの
MISSION
“Waste to Value”
〜 Wasteから価値をつくる 〜
戦後間もない昭和20年代に「原料屋(古紙卸商)」を創業。
「ごみの山から1つ1つの価値を測って売る目利きのビジネスだ」という創業者のDNAを受け継ぎ、業態は違えど「ごみ」にこだわり、時代に求められる新たな価値を生み出す「目」を持ったプロ集団として社会に貢献します。
VISION
Wasteから価値を創造し、資源効率を最大化することで、無駄がなく生産性の高い社会の繁栄に貢献します。
VALUE
少数精鋭のプロ集団として、小回りを効かせスピード感を持って企業のトランジションをサポートします。常にグローバルな視点を持ち、海外と日本をつなぎます。
強みは「静脈産業」のネットワーク
鍵となるのはプロジェクトを推進するマネージャー(サーキュラーエコノミーコンサルタント)と、既存の静脈産業プレイヤーの連携です。
通常、一社だけでは採算を取れない大型の廃棄物有効活用プロジェクトを、リサイクル業界の出自である当社が持つネットワーク(信頼のつながり)によって解決します。
日本がサーキュラーエコノミーのリーダーになる後押し
日本が取るべき戦略は、まずはEUが進めるグローバルな仕組み・ルールに則ったモデルケースを踏襲し、アジアにおけるサーキュラーエコノミーのリーダーとして先進事業を世界に向けてしっかりと発信し、そこに日本の技術やビジネスモデルを乗せて輸出していくことだと考えます。
そこで必要となるのは、細やかな分別など日本の特徴的な事例だけではなく、定石を意識した、グローバルに再現可能な事例づくりです。
ライター紹介
『サーキュラーエコノミードット東京』のライターをご紹介。
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奥地 維也
フリーランスライター。愛知県出身。東京大学教養学部卒(専攻:歴史・文学)。国立大学法人東京大学で大学職員として国際交流事業に携わったのち、2021年ヨーロッパに移住。オーストリア、フィンランド、ドイツでの生活を通して、サーキュラーエコノミーへの関心を強める。現在ドイツ・バイエルン州在住。
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川崎ちづる
大学時代に環境・開発分野でオルタナティブを実践する人たちに出会い、自身も参加。以来、様々な方法で携わる。環境コンサルティング会社・NPOなどを経て現在はフリーのライターとして活動。サステナブル、地域、教育分野にてインタビュー記事の執筆を行う。
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原 直子
北海道美瑛町在住。作物残渣のアップサイクルを事業とする株式会社AgReturn(アグリターン)代表取締役。2021年、東京都から美瑛町に家族4人で移住。農業に携わりたいと働き始めた農場で作物残渣の多さに驚き、それらの利活用を図りたいと起業。
移住前はテレビ番組のディレクターを約17年務め、地域情報をはじめ幅広い話題を取材していた。 -
村上 瑞恵
地に足のついた生活がしたいと2006年に都内から福島県にIターン。郡山地域のICT化推進事業に9年間携わったのち、Web制作会社で観光情報サイトの編集、SNSを活用した販売促進やファンづくりなどを担当。2022年9月よりフリーランスとしてデジタルマーケティングや観光関連情報の発信に携わる。「福島市観光ノート」編集。
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ディレクター
久米彩花
立命館アジア太平洋大学 国際経営学部卒業。在学時はイギリス・ドイツ・タンザニアに留学し、サステナビリティを主軸に事業展開する現地企業にてインターン。卒業後は環境配慮型の素材開発やリサイクル事業を行うユニコーン企業にて新規事業開発を担当。
現在はCircular Economy.Tokyoのディレクターとして、Eco Expo Asia 2023(香港)、Plastic Recycling World Expo Europe(ドイツ)などグローバルな取材活動を展開。 -
新井 遼一
リサイクル業界に入り、日常的に目にする圧倒的な量の廃棄物を目にして、この社会が持続可能ではないことを実感。表舞台で一人歩きするサステナブルやSDGsなどのワードに対する違和感を解消するため、舞台裏に目を向け、考えてもらうために活動中。
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サーキュラーエコノミードット東京 編集長
熊坂 仁美
東日本大震災を機に福島市に介護Uターン、地域活性分野で11年活動。福島市DMOのオウンドメディア編集長を経て2023年、「サーキュラーエコノミードット東京」に参画。「地域とサーキュラーエコノミー」をテーマに先行地域であるオランダ、フィンランドを中心に調査・研究を行っている。
https://note.com/kumasaka/
東京都サステナブルMICEサポートデスク サステナビリティ専門アドバイザー
東北大学大学院 経済学研究科 博士課程
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井上 知春
学生時代より社会問題に高い関心を持ち、中でも環境問題、気候変動の解決に寄与する為、多方面にて活動中。サステナブルファッションブランドCACTUS TOKYOスタッフや気候危機にまつわるムーブメントのメディアプロジェクトのスタッフも兼任している。
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永峰 好美
読売新聞記者として主に生活面などの取材にあたり、2005年から新聞社が親会社だった百貨店のプランタン銀座取締役、同常務取締役。その後、読売新聞東京本社編集委員を務め、2018年5月に新聞社を卒業。夫のギリシャ大使就任に伴ってアテネに在住、2020年末帰国。環境をはじめライフスタイルに関わる記事を執筆している。
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木村 桂子
オリコン・エンタテインメント株式会社にて週刊エンタメ誌『オリ★スタ』の編集に携わる。退社後、デザイン会社にてコピーライターとして勤務した後に独立。インタビューをはじめ、広告コピーやコーポレートサイトのコピーライティング、店舗取材など幅広く手がける。SDGsに貢献すべく日々実践中。
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佐藤 伶
1995年生まれのライター・編集者。RIDE MEDIA&DESIGNにてWEBマガジンの編集を経験した後フリーランスへ。人の生きづらさに関心が高く、現在心の勉強中。
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林 勇士
2018年に大分県を拠点に、捨てられるモノからより付加価値の高い商品開発を行う「アップサイクル」分野で起業。2019年から1年間、東南アジアとヨーロッパを旅しながら、世界中のアップサイクル調査を実施。2022年からは起業やSDGsの分野を中心に「Webライター」を開始。現在は「社会活動」と「仕事」の両立を目指すための「Webライタースクール」も運営中。
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小橋 杏実
高校生の時に環境問題に興味を持ち、大学でも広く社会課題について学ぶ。自身のnoteでエシカル消費やサステナビリティに関する情報を発信していたことがきっかけで、「エシカル就活」を運営するアレスグッドに参画。オウンドメディア「エシカル就活マガジン」にて社会課題に関するコラム記事や、アレスグッドの公式noteにて複数の記事を執筆中。
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鈴木 さやか
1997年横浜生まれ。東京農工大学卒。東京大学大学院中退。専門は環境教育/社会教育。ライターとして各地を旅して社会課題やサステナビリティについて発信する傍ら、渥美半島(愛知県)で自給自足シェアハウスの運営や、農的暮らしの体験ツアーを開催する。目指すはなんでもできる令和の百姓!