7月25日(金)”大自然没入型”のテーマパーク「ジャングリア沖縄」が開業します。コンセプトは「Power Vacance!!(パワー・バカンス)」。「大自然」「興奮」「大絶景」「贅沢」など、これまでのテーマパークにはなかった独自の世界観が表現されているパークです。また、新たな観光資源として、沖縄北部の地域活性への貢献が期待されています。
目を惹くビジュアルを使ったCMが展開されていたので、期待している方も多いのではないでしょうか。CE.Tでは、オープンに先駆けて行われたメディア向け合同取材で2日間にわたり体験をしてきました。
「ジャングリア沖縄」へのアクセス
ジャングリア沖縄は、沖縄北部の今帰仁村(なきじんそん)と名護市にまたがるエリアに建てられています。那覇空港ほか市内数カ所からはジャングリア エクスプレス(所要時間2時間20分)が出ています。料金は片道2500円。これはかなりリーズナブルだと思います。
しかし、バスの問題は開園時間に着けないこと。一番早いバスで空港10時10分発なので、現地に着くのが12時20分、つまり半日使えないことに。帰りも最終が17時半と早めなので日帰りだと5時間ほどしかいられないので注意が必要です。
車を運転する方ならレンタカー一択です。1時間半のドライブ(高速道路利用)で行けます。
ただ、沖縄のレンタカー会社は、大手から零細まで百花繚乱、信じられないぐらいたくさんあります。注意が必要なのは店舗の場所。「空港店」と書いてあってもお迎えバスで空港から30分ぐらいのところにあったりするので確かめてください。遠い店舗の場合は時間ロスを換算に入れておいた方がいいと思います。沖縄のレンタカーは競争が激しいせいか他の地域と比べるとだいぶお安めですので、カップルやファミリーならやはりレンタカーがお得だし自由がききます。
ただし、レンタカー代のほか、高速代が1450円、パーキング代2000円、ガソリン代がありますので、プラス4000円〜5000円ぐらいは見ておいたほうがいいです。パーキングは1126台あり、パーク外にも800台あり、予約が必要です。
ナビにはこちらを入れてください。
▶ジャングリア沖縄パーキング
https://maps.app.goo.gl/tc1CWS5P8GRrRVMx5
また、駐車場代をセーブしたい方には裏技?として、提携しているイオン名護店の屋上パーキングからシャトルを利用すると、パーキングも無料、シャトルも無料です。朝は8時台から運行、本数もたくさんあります。
▶アクセスについて詳しくはこちら
https://junglia.jp/access
独断と偏見のおすすめアトラクション
ジャングリア沖縄には22のアトラクション(ショー含む)があり、メディアデーでは大半を体験することができました(ただし、エクストリーム系は見学のみ)。全部は紹介しきれないので、独断と偏見でおすすめをいくつかピックアップします。
1.ジュラシックパーク的体験「ダイナソーサファリ」
「ジャングリア沖縄」といえば恐竜。代表的なアトラクションです。これを体験せずして帰るのはもったいない。ストーリー仕立てになっていて、参加者は隊員として、大型オフロード車に乗ってナビゲーターと一緒に亜熱帯のジャングルを走ります。途中で遭遇する恐竜はなんと18頭。いろんな仕掛けがしてあって、「来た価値あり!」と満足すると思います。お子さんは4歳からOK(10歳未満は大人が同伴)ですが、小さい女の子なんかは泣いちゃうかも。(17分)


2.愛おしい赤ちゃん恐竜たち「ファインディングダイナソーズ」
同じ恐竜テーマでも緊迫感のあるダイナソーサファリとは打って変わって、迷子になった恐竜の赤ちゃんを探しに行く、という穏やかなストーリー。遭遇するのはステゴサウルスやトリケラトプス、アンキロサウルスなどおなじみの恐竜の赤ちゃんで、全部で6頭。それぞれかわいく動くんです。大人でも子どもでも楽しめる恐竜体験です。(14分)


3. 気球の上でスパークリングワインで乾杯!「ホライゾンバルーン」
遠くからでも見える大きな丸いバルーンは、直径23メートルの巨大な気球。360度の雄大な自然を楽しめるアトラクションです。体験した日は台風が近づいていたため見学のみで残念でしたが、次回は絶対に乗りたいと思っています。
というのは、ただ乗るだけでなく、気球の中でスパークリングワインで乾杯するという、粋な演出があるのです。フランス・シャンパーニュ地方でそういうツアーがあるのは知っていたのですが、まさかここで体験できるとは。ジャングリア沖縄のテーマのひとつ「贅沢」がここにあります。
もちろん、ノンアルコールもあるので、お子さんでも楽しめます。(10分)スパークリングはアルコール、ノンアルとも小瓶1本1200円とリーズナブル。

4.意外な開放感でヒートアップ「タムタムトラム」
大きなラッパが特徴のトラムは、単なる園内移動のためではありません。席にはそれぞれ楽器が用意してあり、ナビゲーターの誘導でリズムに合わせて音を鳴らしながら移動する「音楽列車」なのです。最初はちょっと恥ずかしい感じでしたが、だんだんノってきて、最後は「ジャングリア!」と大声を出していました。もちろん、園内の説明もしてくれるので、ガイドツアーとしても使えます。まず最初にこれに乗ればパークの全体像がつかめるのでおすすめです。

そのほか、「バギーボルテージ」は、大人同士でも親子連れも楽しめます。オフロードでバギーを思い切り乗り回すなんて、なかなか機会がないですよね。
恐竜系と並んで人気が出そうなのが「身体ひとつで大自然に飛び込む」体験が味わえる「ジャングルエキストリームエリア」のアトラクションの数々。こちらも「ここでしか味わえない」体験です。
ただし、体重制限や身長制限があるので注意。サンダルではなく運動靴着用が必要です。また、安全のための装置をつけたりするので、一組に時間がかかりますので待ち時間を覚悟で。
暑い!持って行くべき対策品
沖縄は暑いに加えて日差しがとても強いので、対策には万全に。帽子、サングラス、タオル、ドリンクは必須。ネッククーラー、ハンディファンもあると便利です。UVカットの日傘は大活躍でした。日傘は無料貸し出しも行っているそうです。ショップではハンディファンや帽子、タオルなど、暑さ対策品も売っていますので忘れた方はそちらで購入もできます。
水分補給はこまめに。ドリンクの自動販売機が各所にあるのと、給水スポット(水道)も複数あります。
待ち時間を炎天下で過ごすのはかなり大変です。特にエクストリームエリアは日陰が少ない印象でしたので、注意が必要です。日傘が大活躍するかもしれません。
また沖縄の天気は変わりやすく、スコールも頻繁にあります。風もあるので雨の装備にはカッパが最強。コンビニなどで事前に手に入れておくことをおすすめします。
次回は、ショップとレストランの紹介をします。ぜひお楽しみに。
▶ジャングリア沖縄
https://junglia.jp/