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球体を持って館内移動。ドームの中では美しい未来の世界に浸れるオランダ館【大阪・関西万博2025】

CE.Tでたびたび情報をお届けしてきたオランダパビリオン。先日行われた内覧会で館内ツアーに参加しました。今回はその様子をお届けします。

オランダのテーマ「コモングラウンド」

オランダパビリオンがあるのは、大屋根リングの西側にあるエリア。これまで何度も見たイメージ写真と全く同じで、大きな白い球体が目を惹きます。キッズアンバサダーのミッフィーも入口に飾られ、クールな建物デザインにかわいらしいアクセントを添えています。

オランダのテーマは「コモングラウンド(共創の礎)。国土の多くが水面下に位置するため、風力などを利用して土地を開発し、水と共生するための技術を発展させてきた歴史から、知識やアイデアを共有し、協力することの大切さを伝えています。館内のツアーも、これまでの道のりを小さな球体「オーブ」とともに体験的にたどっていくようにデザインされています。

オーブを受け取り館内へ

1階部分の中央では、テーマである水の波動を感じることができる。

まずは受付でスタッフの方からオーブを手渡され、ジャーニーがスタート。

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スタッフのユニフォームは161年の歴史を持つShijvens社の循環型コレクションの一部。

鏡にタッチしてオーブの色がオレンジに変わったことを確認。

通路のあちこちに配置されたスポットでは、オーブを使いながら水とエネルギーについて体感的に学ぶことができます。

球体の中は没入型のシアター

外観の上部にあった球体ですが、その中は、プラネタリウムのようなシアターになっていました。オーブを持ちながら空を見上げるような形で、持続可能性がテーマの「A New Dawn(新たな幕開け)」と題された美しい映像を楽しむことができます。映像だけでなく、洗練された照明デザインのおかげで、映える写真を撮りまくることができました。もちろん、オーブにも仕掛けがされています。

プラネタリウムのように空を見上げて鑑賞。
参加者が持つオーブの光も演出のひとつ。
幻想的な映像は、インスタ映え抜群。

フード&お土産コーナーも

カフェでは、ニシン(ハーリング)を使ったサンドイッチ、ブローチェ。ハーリング。そのほかにもワッフルやゴーダチーズのトスティなど、オランダ料理が楽しめる。
ミッフィー好きなら要チェック。お子さんのお土産にも。
限定商品であるオーブを持ったミッフィーは、大小二つのサイズで展開。

今後のイベント

オランダでは半年間に多数のイベントを用意しています。その一例をご紹介します。

・オランダ・ナショナルデー(5月21日)
・イントロダンス『UNUM』公演(5月21日)
・野球選手リック・ファン・デン・フルク氏の講演(6月27日)
・ロッテルダム・フルハーモニー管弦楽団公演(6月20日)

これらのイベントに合わせて行ってみてはいかがでしょうか。

オランダバビリオン
https://nlplatform.com/osaka-expo-japan