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【4/8 オンライン開催】【ドイツ】ドナウ河畔中世の街のサーキュラーエコノミー〜行政主催・3日間の廃棄物処理施設ツアーで見えたこと

環境大国ドイツ。その廃棄物政策やリサイクルシステムは、世界的に見ても合理的かつ先進的な取り組みが多いことで知られています。では、具体的にどのような廃棄物処理が行われ、日本のものとどう違うのでしょうか。リサイクル先進国である日本がそこから学べることは何なのでしょうか。

本セミナーでは、昨年秋にレーゲンスブルク市(南バイエルン州)主催で行われた3日間にわたる廃棄物処理施設の視察ツアーに参加した『サーキュラーエコノミードット東京』のライター・奥地維也氏(ドイツ在住)が、現地よりその内容をレポートします。

本ツアーは今回初開催。「バイオガス発電施設」「古紙選別施設」「ごみ焼却施設」の3つの施設を3日間にわたって見学する市民向けのツアーです。

中世の面影を残すレーゲンスブルク市は人口16万人と決して大きい自治体ではありませんが、2020年に「ゼロウェイスト戦略」を策定し、サーキュラーエコノミーを推進しています。ゴールのひとつには、当時一人当たり年間300kgと試算されたリサイクルされていない家庭ごみの量を、マイナス83%の50kgにまで削減するという数値目標も含まれます。今回のごみ処理施設見学ツアーも、市のゼロウェイスト戦略に位置づけられる施策とのことです。

画像引用:Attribution

セミナーの後半では、当社(新井紙材株式会社)代表の新井遼一と「日本のごみ処理とリサイクルの課題」について対談を行います。ドイツの事例を参考にしながら、日本の廃棄物処理の未来について一緒に考える機会を提供します。他業界の方や、知識ゼロの方でもお気軽に参加頂けます。是非ご参加ください。

■こんな方におすすめ

・廃棄物処理・リサイクル業界に関心がある方
・海外の環境政策や循環経済に興味がある方
・企業のESG・サステナビリティ担当者
・自治体・行政関係者

<開催概要>
■日時
2025年4月8日(火) 16:00 - 17:00

■タイムテーブル
15:55~ 入室開始
16:00〜 セミナー
  ・サーキュラーエコノミー解説
  ・奥地維也氏による発表「ドイツのごみ事情と現地視察レポート」
  ・トークセッション「日本の廃棄物処理の現在とこれから」(登壇:奥地 維也氏・新井遼一)
16:45~ 質疑応答
16:50~ 次回ツアー・セミナーのご案内
17:00   終了予定

■参加費
無料(事前登録が必要です)

■登壇者プロフィール(敬称略)
奥地 維也(Circular Economy.Tokyoライター)
愛知県出身。東京大学教養学部卒(専攻:歴史・文学)。国立大学法人東京大学で大学職員として国際交流事業に携わったのち、2021年ヨーロッパに移住。オーストリア、フィンランド、ドイツでの生活を通して、サーキュラーエコノミーへの関心を強める。現在ドイツ・バイエルン州在住。


新井遼一(Circular Economy.Tokyo 代表取締役/新井紙材株式会社 代表取締役社長)

中央大学大学院 戦略経営研究科(MBA)卒業。World Circular Economy Forum 2023(フィンランド)、Eco Expo Asia 2023(香港)、Plastics Recycling World Expo Europe(ドイツ)などグローバルな取材活動を展開/Circular Economy Tour(企業視察)をフィンランドで実施/Dscoop Japan Summit 2023登壇。

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■主催
新井紙材株式会社 /株式会社サーキュラーエコノミードット東京
https://circulareconomy.tokyo/
代表取締役:新井遼一
〒106-0045 東京都港区麻布十番 2-7-1 TEL:03-34
担当:井上(h.inoue@circulareconomy.tokyo )