SDGsのゴールまであと5年
国連でSDGsが採択され、持続可能な社会実現のための17の国際目標に向けて世界で取り組みが始まってから今年で10年。その間、時には目標数値を設けながら、行政、企業、組織、個人は、ちいさな努力から、社会変革や行動変容を伴うスケールの大きなものまで、それぞれの立場でアクションを行ってきました。目標となる2030年まであと5年、それぞれの課題は今どんな状況にあるのでしょうか。また、どんなプレイヤーが活躍しているのでしょうか。
周囲を巻き込み大きな課題解決へ
7月のCE.Tの事例セミナーでは、「食品ロス」に注目し、同業他社や行政(省庁)を巻き込んだ食品ロス削減アクション「mottECO」を仕掛けた外食チェーン「デニーズ」の中上 冨之(ふゆき)氏に講演をいただきます。
食ロスの課題は大きく、一社だけの努力では限界があります。周囲を巻き込んでムーブメントにしていくことで、予想もしない広がりを見せていくこともあるのです。
mottECOの経緯に関しては、以下2つの記事でご紹介していますが、セミナーでは、「mottECO」の制度設計、導入の舞台裏、現場の工夫、そして成果までを中上氏から直接お話いただきます。
SDGsの課題に日々取り組む方、一社の努力ではなく「ムーブメント」を創る必要性を感じている方、行政との関係をうまく作っていきたい方。そんな方にぜひ聞いてほしいセミナーです。
開催概要
■日時
2025年7月16日(水) 13:00 - 14:00
■タイムテーブル
12:55~ 入室開始
13:00〜 セミナー
・サーキュラーエコノミー食品ロス事例解説(登壇:サーキュラーエコノミードット東京編集長 熊坂仁美)
・中上冨之氏による発表「同業・行政を巻き込むサーキュラーエコノミー〜デニーズ発・食品ロス削減『mottECO』の挑戦」
13:45~ 質疑応答
13:50~ 次回イベントのご案内
14:00 終了予定
■参加費
無料(Peatixでの事前登録が必要です)
■登壇者プロフィール(敬称略)
中上 冨之氏 株式会社セブン&アイ・フードシステムズ総務部 サステナビリティ推進 環境部会長
1994年 株式会社セブン&アイ・フードシステムズ入社。デニーズDM、業態開発GM、サステナビリティ推進GM等を経て、環境部会長として環境経営に携わる。2022年より環境省 環境カウンセラー、2023年より「mottECO普及コンソーシアム」代表
令和5年環境省・消費者庁食品ロス削減推進 環境大臣賞受賞,令和6年環境省 環境カウンセラー 循環型社会貢献賞受賞

熊坂仁美(サーキュラーエコノミードット東京編集長)
東日本大震災を機に福島市に介護Uターン、地域活性分野で11年活動。福島市DMOのオウンドメディア編集長を経て2023年、「サーキュラーエコノミードット東京」に参画。「地域とサーキュラーエコノミー」をテーマに先行地域であるオランダ、フィンランドを中心に調査・研究を行っている。東京都サステナブルMICEサポートデスク サステナビリティ専門アドバイザー。東北大学大学院 経済学研究科 博士課程
■主催
新井紙材株式会社/株式会社サーキュラーエコノミードット東京
https://circulareconomy.tokyo/
代表取締役:新井遼一
〒106-0045 東京都港区麻布十番 2-7-1 TEL:03-3408-6755
担当:井上(h.inoue@circulareconomy.tokyo)